なんて飛王カイルと思うといてもたってもいられず、帰宅後にツバサを読み返してみました。
ジェイド国:雪の国のサスペンス劇場(犯人役)。善人な医者の仮面を脱ぎ棄てて短剣を振りかざす狂気の表情がいい。
ピッフル:スノー・ホワイト号ってなんてメルヘン。
日本国:サクラの躯に触れる。やさしい指で髪に触れたりする。
サクラの躯を飛王に渡したカイルは、本体サクラのことを聞きます。「本体のカラダは滅して消えた」という答えに動揺を見せるカイル先生はとても、人間くさく描かれていますよね。
そんなカイル先生の最後のシーンについて考えてみました。
妄想
・カイル先生は飛王の願いを眼鏡越しに少し冷めた目で見てきた。
・しかし長く仕える間に飛王に対して「あなたはわたしわたしはあなた」くらいに一方的に心がシンクしてしまっていた。
・それがもはや忠誠心なのかなんなのか本人にも分からないしもうどうでもいい。
・黒鋼に斬りつけられて術が解け(?)我に返ったカイル先生は、「この・・為に・・側に・・」と自分が飛王にとって傀儡に過ぎなかったことに絶望しながらもそれさえただ受け入れる。
・血まみれで崩れる魔王の傀儡。手には写し身小狼を刺した蝙蝠の長剣を握って――。
・だからなんてドラマチック。
・カイル先生の絶望の表情は、アシュラ王に裏切られたと思った時のファイの顔とだぶりました。だけど先生にはファイのような救いは無い。
しんしんと降りつもる雪が、指先を染めた血も、悲しみも全部覆い尽くしてしまうといい
真っ白になってしまうといい
次の世界では、どうか・・自由に・・
カイル先生は、堀鍔学園のライバル校(理事長は飛王)で保険医をするといいよ!
それは無くとも、春雷記での活躍を心からお祈りしています。
いまさらだいすきです。飛王×カイル
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追記とお詫び
いつかの雑記で、せいしろうさんの羽根の行方を勘違いしたコメントを書いていました。正しくは☆の羽はカイル先生が奪取したのですよね。失礼しました。